文中の点線付き用語を選ぶと、筋トレ・記録用語集を新しいタブで確認できます。
Kageの筋トレBGM(用語集を新しいタブで開く)は、使う曲を端末へ保存する方式です。容量を減らしたいときは、再生対象をOFFにするだけではなく、曲の「削除」を選ぶ必要があります。
再生の並びから外すことと、保存したファイルを消すことは別の操作です。また、画面に出る曲別サイズはカタログ(曲目録)に記載されたファイルサイズです。端末上の実使用量、空き容量、全曲合計、ダウンロードの進捗率を表示する容量管理画面ではありません。
- 容量を空ける操作は、再生対象のOFFではなく曲の「削除」です。
- 画面の曲別サイズはカタログの記載値です。実使用量・空き容量・合計・進捗は出ません。
- 確認時点の全カタログは70曲・約286 MBですが、固定仕様ではありません。
- 曲別削除も全メディア削除も成否の確認表示がなく、表示と実ファイルがずれる場合があります。
- 容量不足は通信エラーと同じ文言で表示されるため、端末のストレージ画面も確認します。
「筋トレBGMの保存容量を管理する方法|更新・削除・再取得」では何を確認する?
Kageの筋トレBGMは、使う曲を端末へ保存する方式です。関連資料 1現在のBGMは何MBか
ここは確認時点のカタログ記載値です。端末に全曲が入っている意味ではありません。
2026年9月2日に確認した配信中のカタログには、7ジャンル・70曲がありました。BGM全体のカタログ記載値は次のとおりです。1
| 項目 | 2026年9月2日時点 |
|---|---|
| 曲数 | 70曲 |
| 合計 | 286,448,551バイト |
| 10進MB換算 | 約286 MB |
| 2進MiB換算 | 約273 MiB |
| 1曲あたり | 約2.28〜6.79 MB |
これは全曲のカタログ記載値を合計した時点の値です。端末へ全曲を保存済みという意味ではなく、ファイルシステムの管理領域、一時ファイル、カタログの控え、準備ボイスは含みません。
カタログは更新されるため、70曲・286 MBを固定仕様として扱わないでください。
無音や停止は再生経路を順に切り分ける
- 01音源利用できる曲を選ぶ
- 02保存状態端末で使える状態を確認
- 03再生session中に操作
- 04出力端末・イヤホンの音量を確認
画面で確認できる容量と、できない容量
見られるのは曲ごとの概算です。端末全体の使用量ではありません。
トレーニングBGMの各曲行には、カタログのファイルサイズをOSの表記に整形した概算サイズが表示されます。状態も未ダウンロード、ダウンロード中、ダウンロード済み、再試行に分かれます。
一方、現在の画面では次を確認できません。
- BGMが実際に使うディスク容量の合計
- 準備ボイスとBGMを合わせた合計
- 端末の空き容量
- 選択ジャンルまたはON曲のダウンロード予定容量
- ダウンロード済みだけの合計
- 進捗率、受信済み容量、残り時間
- 一時ファイルや一覧から外れたファイルの容量
上部の「約○分」はON曲の長さの合計を切り上げた目安で、MB、実使用量、ダウンロード時間ではありません。
容量を減らす基本手順
1. 不要な曲を一曲ずつ削除する
設定 → サウンドとボイス → トレーニングBGMを開き、ダウンロード済みの曲の「削除」を選びます。
曲別削除は、その曲の保存ファイルの削除を試み、表示を未ダウンロードへ戻します。その曲の再生対象ON・OFF設定は維持されます。
ただし、iPhone・Androidとも削除結果を確認する表示がないため、削除に失敗した場合は表示だけが変わり、ファイルと容量が残る可能性があります。ONのまま削除した曲は再生の並びで使えず、後で「ONの曲をダウンロード」の対象になります。
2. OFFだけでは容量が減らないと理解する
聴かないだけならOFF、容量を空けたいなら削除、と目的を分けます。
「再生対象」をOFFにすると、選択ジャンルの再生の並びから外れます。ただし、ダウンロード済みファイルは残ります。再度ONにしたときに取得し直さず使える一方、ディスク容量は減りません。
3. 全メディアをまとめて削除する
まとめて空ける操作です。履歴や選択設定は対象外です。
設定の「ダウンロード済みメディアを削除」は、Kageが管理するBGM、準備ボイス、カタログの控えをまとめて削除します。筋トレ履歴やジャンル・曲の選択設定を削除する操作ではありません。
この操作も削除の成否を確認する表示がないため、失敗した場合はファイルが残っても画面上は消えたように見える可能性があります。削除後に同じ画面が読み込み状態のままなら、いったん「サウンドとボイス」から出て入り直し、カタログの取得をやり直してください。
再取得するときに何が起きるか
取得時は照合します。失敗しても旧版が残る保証はありません。
ダウンロード時は、許可された配信元、ファイル形式、カタログのバイト数、SHA-256の照合値を確認します。検証後、一時ファイルを完成ファイルへ移します。
保存ファイルの名前には曲の識別子と照合値の一部が含まれます。同じ曲が新しい版へ更新された場合は、新版の取得に成功してから旧版ファイルの削除を試みます。旧版削除の成否は確認しません。
ただし、新版のダウンロードに失敗したときは旧版も残るとは限りません。曲単位の失敗処理は、その曲の識別子で始まるファイルをまとめて削除しようとするため、以前の正常なファイルも消え得ます。反対に削除自体が失敗すれば、表示と実ファイルがずれる可能性もあります。更新失敗時に旧版へ確実に戻す仕組みではありません。
保存後の破損を容量画面で検出できるか
保存直後の検査と、その後の「ダウンロード済み」判定は別です。容量画面では後からの破損を見つけられません。
ダウンロード時にはバイト数とSHA-256を検証します。一方、その後の判定は、現在のカタログに対応する所定の名前のファイルが存在するかが中心で、毎回ファイルの内容を再計算しません。
そのため、保存後に内容が壊れても、再生を試すまでダウンロード済みと扱われる可能性があります。Androidは再生の準備や再生に失敗するとファイルを削除して次の曲を試します。iOSは再生開始前の失敗では削除して次の曲を試す一方、再生途中の失敗では停止し、ファイル削除や次の曲への移行を行いません。どちらもBGM画面が破損理由を示して確実に「再ダウンロード」へ案内するとは限りません。
ダウンロード時の照合は、保存後の継続的な検査ではありません。特定の曲だけ再生できないときは、その曲を削除して再ダウンロードしてください。
容量不足は専用エラーになるか
専用表示はありません。通信が安定していても、端末の空き容量を別途確認します。
ダウンロード失敗時の共通エラーは「ダウンロードできませんでした。通信を確認して再試行してください。」です。通信、バイト数・照合値の不一致、書き込み失敗、容量不足を利用者向けに分けていません。
そのため、通信が安定していても取得できない場合は、端末OSのストレージ画面で空き容量も確認します。Kageの画面から必要な空き容量と現在の空きを差し引くことはできません。
容量不足を通信問題と断定せず、反対にすべての失敗を容量不足とも断定しないでください。
見えない一時ファイル・取り残されたファイルの限界
曲行の合計だけでは、一覧から外れた保存ファイルまで把握できません。通常の失敗経路と、強制終了後は別です。
通常のダウンロード失敗では、iPhone・Androidとも一時ファイルの削除を試みます。しかし、書き込み途中でアプリが強制終了すると後始末が完了せず、一時ファイルが残る可能性があります。
さらに、次回起動時にこれらの一時ファイルを掃除する処理はありません。カタログの更新で曲そのものが削除されたとき、旧カタログにだけ存在した曲の保存ファイルを探して削除する処理もありません。
つまり、曲行の合計だけでは、取り残されたファイルを含む実際のディスク使用量を把握できない場合があります。「ダウンロード済みメディアを削除」はKageのメディア領域全体の削除を試みるため、個別削除で見えないファイルをまとめて除く選択肢にはなります。ただし、削除の成否は画面に表示されません。
ダウンロードの再開とバックグラウンド取得
途中からの再開はありません。裏で必ず完了する前提にもしません。
Kageのダウンロードには途中再開がありません。失敗後の再試行は先頭から取得する前提です。
また、ダウンロードはアプリを開いている間に行う直接取得で、OSのバックグラウンド転送の仕組みは使いません。アプリをバックグラウンドへ移したり、アプリが終了したりすると、ダウンロードが必ず完了するとは言えません。
保存先とバックアップ除外
保存方針はKageの実装とOSの仕組みに基づくものです。あらゆるバックアップ経路からの除外を保証するものではありません。
iOSはアプリ用の保存領域(Application Support)内へBGMを保存します。Appleはこの領域をアプリのサポートファイルの標準的な保存場所として定義しています。2
完成した各音源にはバックアップ除外の属性を設定します。Apple公式にもこの属性(isExcludedFromBackupKey)の説明があります。3
Androidはアプリ専用の「バックアップ対象外ディレクトリ」へ保存します。Android公式では、このディレクトリ(getNoBackupFilesDir)は自動バックアップの対象外です。4
JSON・CSVのトレーニング記録の書き出しにもBGMファイルは含まれません。アプリを削除して再インストールした場合は、曲を再取得する前提です。
容量管理とトレーニング成果は別
容量操作は成果への介入ではありません。曲数の多少で集中や成果は決まりません。
曲を削除する、少数だけ保存する、全メディアを消すことは、端末のストレージを管理する操作です。集中、筋力、反復数、筋肥大(用語集を新しいタブで開く)、継続率を改善する介入として検証された機能ではありません。
必要な曲だけ残すことは実務上の選択肢ですが、「曲数が少ないほど集中できる」「全曲保存すれば成果が上がる」とは言えません。
本稿の限界
本稿は2026年9月時点のKageの仕組みとカタログを説明したものです。表示値と端末上の実使用量は一致しない場合があり、端末、OS、通信、空き容量による動作を保証しません。カタログの曲数と容量、画面の文言はアップデートで変わることがあります。
まとめ
- 現カタログ70曲・約286 MB/273 MiBは2026年9月2日時点の値で固定値ではない
- 画面は曲別のカタログ記載サイズを示すが、実使用量、全合計、空き容量、進捗率は示さない
- 再生対象OFFではファイルは残り、容量を減らすには曲別の削除操作が必要
- 曲別削除はファイル削除を試みてON・OFF設定を維持するが、成否の確認表示はない
- 全メディア削除はBGM・ボイス・カタログの控えを削除し、履歴・選択設定は残す
- 新版取得の失敗で旧版も削除され得るため、確実に旧版へ戻す仕組みではない
- 保存後の毎回の再照合、途中再開、バックグラウンド取得、取り残しファイルの掃除はない
参考文献
- Kage. Kage media catalog. Revision 2026-08-16.7; accessed 2026-09-02.
- Apple Developer. applicationSupportDirectory. Accessed 2026-09-02.
- Apple Developer. isExcludedFromBackupKey. Accessed 2026-09-02.
- Android Developers. Context.getNoBackupFilesDir. Accessed 2026-09-02.
根拠の選定・更新方法は編集・エビデンス方針をご覧ください。
本稿は一般情報として、2026年9月時点のKageのカタログと仕組みを説明したものです。実際の容量、保存先、削除後の空き容量は端末・OS・アプリの版によって異なります。
